2000年6月22日
最近17才位の年代の凶行が世間を驚愕させている。
正に世も末という言葉がぴったりな状況だと思う。
今日も岡山県の某地で母親を殺害したと思われる17才について
メディアが伝えている。
先日、立花隆の 脳を鍛える という本と、環境ホルモン入門 と
いう本を読んだ。
前述した17才の凶行や、話はずれるかもしれないけど、教室崩壊
とかいいう教育現場の惨憺たる状況(20年前に比べればね)を耳にして
やっぱり親のしつけかなあ と漠然と思っていたりしたが、どうもそうじゃ
ないみたい。
本の受け売りだから絶対とは言えないけど、人間の食い物に原因はあるんじゃ
ないだろうか?
ガキの頃からダイオキシンや環境ホルモンたっぷりの母乳や、食品に囲まれて
育った子供たち。
環境ホルモンと疑いのある物質を混ぜた食べ物をマウスに与えるという動物実験では、
より凶暴になるマウスが増えるという結果がでてるんだそうです。
ある脳神経学者は、そういう物質を体内に取り込むと感情を抑制する脳神経が発達
しなくなると言っています。
それじゃ教育だ、しつけだといっても駄目だよなあ。
食いもんじゃどうしようもないもんなあ。
今日本の近海で捕れる魚介類のダイオキシン汚染度は、外国産に比べるとかなり
高いそうです。
おいおいやっぱり江戸前がいい なんて言ってはいられないよ。ほんと。
大学の授業だってなあ、受講する生徒がそうじゃなあ。
政治家や官僚は知ってるんだろうな。このこと。